生後2ヶ月からの付き合い〜アトピーを知る〜

傷が残らず本当に良かったです。

Aさん(35歳)

 

まさか我が子がアトピーになるとは思いませんでした。

 

長女5歳は、生後2ヶ月でアトピー性皮膚炎と診断され、今もステロイド外用剤を塗布しています。
私は皮膚トラブルとは無縁で、出産後に急に蕁麻疹ができ、初めて皮膚科を受診した人間です。
なので、アトピーというものが理解できず、カサカサジュクジュクした肌に保湿ばかりしていました。

 

皮膚科の先生には「なんでもっと早く連れてこなかったのか」と注意を受けて、母親失格だなと強く反省したのを覚えています。
長女は生後すぐの乳児湿疹後、肌が乾燥しはじめ、痒くて掻きむしっていたため、こめかみの辺りがジュクジュクとして
大きな炎症をおこしていました。

 

当時は皮膚科ではなく、小児科を受診していて、かゆみ止めを処方され、毎日塗っていましたが、やはり改善されませんでした。
手に手袋をはめて、掻きむしらないようにしてましたが、無理な話で手袋は血まみれになっていました。
それで、別の小児科を受診したときに、これは「小児科では手がおえないので、皮膚科を受診してください。」と言われました。

 

そしてすぐに皮膚科へ連れて行ったときに、先述したとおりのことをいわれ、「赤ちゃんの肌トラブルは特に皮膚科を受診するように。」と言われました。
ステロイドを処方されてから、1ヶ月かかってようやくジュクジュクした傷はおさまってきました。

 

女の子なので、傷が残らず本当によかったと安心しました。
それと同時にアトピーはステロイドと上手に付き合っていかなければいけないことを知り、今でも欠かさず薬を塗るようにしています。